経鼻的持続陽圧呼吸療法（nasal CPAP:nasal Continuous Positive Airway Pressure）をCPAP（シーパップ）療法と呼びます。CPAP装置からチューブとマスクを介して一定圧をかけた空気を気道へ送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法です。CPAP療法は一定の基準を満たした方を対象として健康保険適応となります。定期的な外来受診で医師の診察を受ける必要があります。
最初は違和感を感じることもあるかもしれませんが、少しずつ慣らしていくことが大切です。CPAP圧の調整・マスクの調節や種類の変更・加湿器の使用などで改善されることもあります。当院では専任の技師に相談できますのでお気軽にご相談ください。

CPAPでの治療は対症療法であるため、続ければ完治するというものではありません。継続して治療を続けることが重要です。
CPAPの使用状況や治療効果を、通信を介して当院にて閲覧することができます。毎月一回外来受診を行い、医師と確認しましょう。CPAP療法継続中で医師の診察のみの方は予約の必要ありません。受付時間内にご来院ください。
通常の診察以外にCPAPの調整やマスクなどについてご相談希望の方は、検査技師が対応いたします。ご予約または診療終了1時間前までにご来院いただき、受付でお申し出ください。（事前にお問い合わせいただきますとスムーズにご案内できます。）
また、機器のメンテナンス・消耗品の補充に関しては各CPAPメーカーへお問い合わせください。